コラム

稽留流産の後に手術

Q,流産した場合、手術はした方がいいのでしょうか。
子宮内膜菲薄が怖いのです。

A,稽留流産の場合に手術をせずに経過をみたらどうなるかという研究があります。それによると遅くとも30日以内に自然流産が発来しとたのことです。
ただしこれは出血したときにいつでも診察を受けられるという場合にのみ適応できる研究結果だと理解してください。
経過を見ている最中に日曜日や真夜中に出血が始まるかもしれないわけですから、24時間いつでも診察をうけられる病院で診てもらっているのであれば、経過観察も可能だということです。

子宮筋腫について

Q,10センチを超えた子宮筋腫があり、手術を考えています。出来れば手術をしたくないのですが、ピルを服用することで小さくすることができるのでしょうか?

A, 子宮筋腫による過多月経や月経痛がある場合には、ピルを内服することでこれらの症状が軽くなる事があります。 ただしピルの内服がきっかけで筋腫が大きくなることがありますので、ピルを投与するときには頻回に筋腫の大きさをチェックすることが求められます

子宮内容除去術について

Q,子宮内容除去術をする際、子宮内膜を守るために、完全に除去しないで、少し残す方がいいのですか?  その場合、手術前にそのようにしてもらえるようお願いしないとだめですか?

A,子宮内膜の基底層を守るために内膜は「薄皮を1枚残す」ようにして完全除去しないようにすることが求められます。
しかしこれは吸引管から手に伝わる手ごたえだけを頼りにして行う手術ですので、ある意味職人技が要求されるわけです。

低用量ピルを飲むと月経時の出血量が減ってきます。

Q,昨年から初めて低容量ピル(アンジュ28)を服用してます。
生理予定日に生理は来てます。
最後に性交したのは2月4日なのですが、その後の生理の量が段々少なくなって、日にちも短くなってますが、予定日に生理が来てるので妊娠の可能性はないですか?
他に症状はないです。

A,飲み忘れが無いのでしたら、ピルを飲んでいて妊娠することはほとんどありません。その点は安心してもらってもいいと思います。
低用量ピルを飲むと子宮内膜を薄くする作用がありますので、内膜が剥がれる量が減って月経時の出血量が減ってきます。
これはピルが良く効いている証拠なので全然問題は無いですね。

生理不順 やる気がおきない、イライラする、眠気、過食等 女性ホルモンの乱れ

Q,20歳です。 初潮の頃から生理不順で、半年こなかったり、2,3ヶ月に1度の月経で、量もほとんどないので、無排卵月経なのかと思います。 去年の秋頃から、やる気がおきない、イライラする、眠気、過食等、生理の時期に関係なく症状があるのですが、女性ホルモンが乱れていることと関係ありますか? ホルモン治療で改善しますか?

A,ホルモン検査をしてみないと上記の症状の原因が女性ホルモンによるものかどうかの判定は難しいですね。
試しにホルモン剤で1か月ほど治療をしてみてもいいですね。
この治療で症状が改善すれば、女性ホルモンの乱れが原因だったと推察することができますからね。