不妊治療

38歳で妊娠する(出産、初産)

Q,先日、流産したために次の妊娠に向けて、いろいろと自分なりに調べたり悩んだりしているのですが38歳で健康な赤ちゃんを産むというのは難しいことなのでしょうか?
やはり流産や早産、障害を持つ子供を産む確率は上がるのでしょうか?

できれば健康な赤ちゃんを授かりたいと思っています。
今からでも若々しい卵子を作れる薬や方法などはあるのでしょうか。
無知な質問で恥ずかしいのですが、よろしくお願いします。

A,年齢と共に卵子の染色体異常の発生率は上昇することが知られています。ですから年齢と共に流産の発生率は高くなりますが、これらを改善する方法は残念ながら今のところよくわかっていません。
しかし異常の発生する率より正常の妊娠が生ずる率のほうがはるかに高いわけですので、38歳で健康な赤ちゃんを産むというのは決して無理な事では無いと思います。

着床出血は妊娠成立直後におこるもの

Q、妊娠希望の者です。
本日で最終生理日より4週間、最終性交日より2週間です。
クロミッド内服により卵胞が多数出来たため、10日間プラノバールを服用し、12/7朝に服用終了しました。
12/9 より少量の性器出血があり、リセットの生理が始まったのだと思いましたが、3日目になっても本格的な出血が始まりません。ナプキンをつけても全く汚れず、 たまにトイレットペーパーにピンク色もしくは茶色のおりものが付く程度です。おとといの妊娠検査薬で陰性であったため、そのうち生理が始まるのだと思いま すが、着床出血というのもあると聞きました。

ご意見聞かせてもらってもよろしいでしょうか。
よろしくお願いします。


A,着床出血は妊娠成立直後におこるものですので、この時期の出血は該当しないと思います。
ただし妊娠4週過ぎに出血する症例がありますので、13日になっても高温相が続いていましたら再度妊娠検査をしてみられたら良いと思います。

 

卵胞チェックとHCGで治療中です。排卵後(黄体期)の基礎体温について。

Q,基礎体温についてお伺いしたいのですが。
自力排卵が難しいため、卵胞チェックとHCGで治療中です。

普通は排卵後は高温期に入りますが、わたしの場合、排卵したと思われる日の翌日一日だけ高温になり、その後また下がってしまうのです。黄体機能を調べるために採血しましたが、異常なしとのことでした。治療始めて7回目のリセットです。
年は20代半ばで、1人目が異常分娩でした。


A,排卵後は黄体期と呼ばれプロゲステロンというホルモンが分泌されます。このホルモンは体温上昇作用があるので、黄体期の基礎体温は高温相になるのです。
黄体期にプロゲステロンを測定して、その値が10以上ある方でしたら黄体機能は正常と判定してもかまわないと思います。その場合は高温相にならなくても排卵はしているので、妊娠する可能性は十分にあると思います。

卵管留水腫を持っている方は体外受精をしても着床率が低い?

Q,次周期より体外受精する者です。
私は左の卵管采が閉塞しているのですが、卵管留水腫の確率が高いのでしょうか。子宮卵管造影やエコーでは何も写ってはいません。
卵管留水腫だと体外受精をしても着床率が低いと聞いて、心配になっています。
ご意見よろしくお願いします。

A,卵管留水腫を持っている方は体外受精をしても着床率が低いと言われています。
しかし卵管水腫はあれば超音波検査で見つかっているはずですので、あなたの場合は卵管水腫以外の要因で卵管が閉塞しているのではないでしょうか。



Q,ありがとうございます。

卵管采閉塞の場合は液が逆流してきて妊娠しにくい可能性があると言われましたが、卵管水腫を認めていなければ体外受精の成績に特に問題はないでしょうか。

A,卵管水腫以外の卵管閉塞は体外受精の成績には影響しないと思います。
 

休診日の不妊症の患者さんへ排卵誘発剤の注射

1月4日まで当院はお正月休みでしたが、排卵誘発をしている不妊症の患者さんには、お正月は関係ありません。
不妊症の治療のためにはお正月でも来院されるのです。
というわけで本日は排卵誘発剤の注射のために3人の患者さんに来ていただきました。
患者さんがこれだけ努力されているのですから、その努力が報われるように私もお手伝いをしたいと思います。