不正出血

不正出血 びらん

Q,先日、不正出血があり受診したところ、びらんがあり大きいものであると診断されました。治療法についても外来になるか入院治療になるか分からないそうです。血液検査をし、改めて受診して下さいと言われました。

家族に経験がないことを伝えずに出来れば通院で治療をすることはできないのでしょうか。又そちらの病院で、外来での治療はされているのでしょうか?

A,大きなびらんがあり、そこからの出血が頻回にある場合には電気メスでびらん面を焼くという治療法があります。
この方法ですと外来で治療できると思います。
ただし子宮頸がんの検診で異常が出ていないことが条件ですので、当院で治療を受けられる場合には検査結果をお持ちください。

 

出血性卵巣嚢胞 がん化

Q,小さな出血性卵巣嚢胞があるけど心配ないと医者に言われて安心していたのですが、出血性の場合はがん化する可能性があると他からききました。この情報は本当ですか?


A,卵巣の中で出血して癌化に関係するのは、子宮内膜症の病変が卵巣内にできたときです。この病変をチョコレート嚢腫と言います。
それ以外の出血性の病変は癌化とあまり関係がないので、安心してください。

 

不正出血が止まったとしても、半年以内に子宮癌検診で異常なしと言われた人以外は、受診された方がいい

Q,不正出血で婦人科の予約をとりましたが、出血がとまった場合予約はキャンセルしても大丈夫ですか?不正出血がピルの副作用なのか病気からのものかわかりませんが、病気からくる場合、途中で出血が止まったりしますか?止まれば大丈夫ですか?

A,不正出血を見たときにまず最初に鑑別しないといけないのが、子宮癌からの出血ではないかということです。

子宮がんからの出血でも出血が自然に止まることがあるので、止まったからと言って正常という保証はありません。
半年以内に子宮癌検診を受け異常なしと言われた人以外は、受診された方がいいと思いますよ