子宮頚がんの予防ワクチン

子宮頚がんの予防ワクチン

ヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮ガンに関与していることがわかったので、
このウイルスに感染しないようにするワクチンが開発されました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は100種類以上存在することがわかっています。
そのうち、とくに発がん性が強いタイプのウイルスに対するワクチンが開発されました。

現在販売されているワクチンサーバリックスガーダシルの2種類があります。

サーバリックスはHPV16型とHPV18型に対する2価のワクチンです。
ガーダシルはHPV16型、HPV18型に加えて6型と11型にも対応できる4価のワクチンです。
当医院ではガーダシルのほうが優れていると判断していますので、ガーダシルをお勧めしています。

ガーダシルは全部で3回注射します。
2回目は1回目のあと2ヵ月後に行い、3回目の注射は1回目のあと6ヵ月後に行います。
このワクチンの接種が優先的に推奨される対象は、性交渉をまだ行っていない10才から14才の間の女性です。
次に接種が推奨される対象は15才から26才の間の女性です。(性交渉の有無にかかわらず対象となります)
これまでの臨床試験でワクチンの有効性が証明されているのが、45才までの女性ですので、この年齢までの方でしたらどなたでも接種をうけることができます。

このワクチンで子宮ガンになる人の約70%を予防できると言われていますが、
100%ではないのでワクチンを接種した後も定期的な癌検診が必要です。
ワクチンは自費診療ですので、保険は適応されません。
当院では1回目の注射が2万円、2回目と3回目の注射を1.7万円で行っています。